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●自由英作文塾・第1日目

 さあ,米Qの自由英作文講義のはじまりです。ここでは,あまりくどくならないよう、ポイントとなるところのみを簡潔にまとめました。そのぶん読むのはたいへんかもしれませんが,ここに書かれていることをマスターできれば,ライバルに何歩も先んじることができます。がんばってチャレンジしよう!

 試験問題が配られました。さて、問題を見たら、そのあとどう対処すればいいのでしょうか?

 以下,考えるべき事項を,順番を追って見ていきましょう。

Stage 1 :問題の与えられた条件を確認する。

◆条件確認◆

  語数制限の条件のチェックが一番の基本です。

【例1】〜に関して60語以内で書きなさい。

 さあ,この条件を見たら,受験者は何を考えなければいけないのでしょうか?

⇒「〜語以内」という条件の場合は最低9割は書くこと。この場合は最低「54語」は書く必要がある。なお一般的には,特に指示のない場合は句読点(コンマ・ピリオド)は語数に含まない。

 じゃあ、同じように考えていきましょう。

【例2】〜に関して60語程度で書きなさい。

⇒「〜語程度」という条件の場合は最低1割減から最高1割増しの範囲で書く。この場合は「54語〜66語」の範囲内で解答をまとめればよい。

【例】〜に関して60語〜70語で書きなさい。

⇒「X語〜Y語」という条件の場合は最低X語を超えればよい。この場合は最低「60語」を超えて書けば十分。

Stage 2 :その条件を満たす答案を「日本語」で書く。

 「え!,日本語で書くの?」と思ったキミ! もちろん日本語を使うんです。だって,いちばん使い慣れているでしょ。使わない手はないのです。

◆日本語下書き◆

  解答のポイントとなる内容だけを箇条書きで書けば十分。あとで英文に直すときに語数制限を考慮して膨らませればよい。やや少な目に書くほうが、あとで修正しやすい。

 必ず自分の知っているやさしい日本語で簡潔に解答をまとめること。自分の気持ちに正直に書くよりも,自分の英語力で書けるレベルの内容で日本語の下書きすることが大切。この下書きの内容が論理的な日本語になっていないと,その英訳も論理的なものにならないので注意。実際の入試では,日本語の下書きの段階ですでに勝負は決まっている。次の段階で内容面の修正をしないですむようにじっくり時間をかけるべきである。

 では,次のステップだ。

Stage 3 :その「日本語」を「英語」に英作文する。

◆英語下書き◆

  Stage 2 の日本語をそのまま英作文する。内容面での修正は必要最小限度に留める。

 「そのまま」というのがポイントです。この段階で,へんによくばって英文を工夫しようとしないこと。それは次でやるべきことなのです。

Stage 4 :その「英語」を客観的に再確認する。

◆英語再確認◆

  語数制限を再確認する。足りない場合は何か言葉を加え,余った場合は何か言葉を削る。わざわざ消しゴムなど使わずに下書きの英文をどんどん訂正することが大切。単語のスペルや文法的な単純ミスもこの段階で慎重にチェックを入れることも忘れないように。

 答案は他者に評価してもらうもの。ケアレスミスは非常に心証が悪いものである。

 ここまでくれば,あとはチェックを残すのみです。万全を期すようにしよう。

Stage 5 :その「英語」を解答用紙に「清書」する。

◆答案作成◆

  Stage 4 で最終的に仕上げた英文を解答用紙に綺麗に清書する。解答用紙に書き写す段階では必要以上の訂正はしないこと。この段階での内容面に関する心の迷いは捨てることが大切。

※ 注 意 ※

 以上の手順はあくまでも「理想的」な解法手順である。実際の試験では、この手順をそれぞれの事情に応じて多少アレンジしてかまわない。最も簡略された手順は、頭の中で下書きを考えてすぐに答案を書くということになるが、実際はその間に一部の下書きをする手順を加えることが多い。いずれにしても制限時間内に答案を作成する練習は、本番直前の時期にやれば十分間に合うので、この講座ではゆっくりと手順を守って練習することを勧める。

 これで出来上がり! この5段階をきっちりとふんで英文を完成させよう。これまでやみくもに書こうとしていた人は,これまでの態度を改め,順序だって無理なく書き進めるようにしてみましょう。

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