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● よくある質問・英語の質問編7●

【Q-b7】

He appeared to be ill.のto beは構造上どういう働きでしょうか?


【A-b7】

 appear+to不定詞が助動詞のようにセットとなっている考えるべきです。ただ、助動詞と大きく違うのは、appearとto不定詞で時制が違う場合があることです。

1.He appears to be ill.(彼は病気のようだ)
2.He appears to have been ill.(彼は病気だったようだ)

 1は「『彼は今病気である』ように見える」の意味ですが、2は「『彼は過去(のある時点)に病気であった』ように見える」の意味です。2は、彼は今は健康だけど、いつもよりやつれているようにも見えるから、ちょっと病気でもしていたのかな、そんな文脈が考えられます。

 to have p.p.はこのように主節の時制より「1つ前」の時制であることを示します。to beの部分をto不定詞と考えなければ、こういった2つの時制がある場合を説明することができませんね。上の例文はHe(S) appeared(V) to be…(C)の第2文型と考えてください。

 なお、このto beが「名詞用法」か「形容詞用法」かという問題がありますが、「彼」=「健康であること」は成り立ちませんから名詞用法ではありません。「彼」=「健康である」は成り立ちますが、「彼」=「健康であること」はダメです。ですから、どちらかに決めろと言われれば「形容詞用法」ということになります。