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● よくある質問・勉強法編16●

【Q-a16】

選択肢を最後の2つか3つまでは絞れますが、最後の決め手のときに引っかかってします。どうしたらいいですか?


【A-a16】

 「選択肢の読み方」とは、その選択肢が本文と照らし合わせて○か△か×かを見極めることです。あなたの場合、「△」が「×」に見えてしまって、凝った作りの選択肢(日本語であっても)だとついつい引っかかってしまうのでしょう。

 やるべきは次のとおりです。

1. その選択肢が本文のどの部分に該当するかすばやく見つける訓練をする。

 読みっぱなしではダメです。本文の該当部にかならず戻らないといけません。マーカーを片手に該当個所を見つける訓練を問題集で積んでください。

2.読みを深くして、△をつける訓練をする。

 選択肢が○か×かどちらかにしか見えず、「判断保留」ができないというのは、まだまだ本文の読みが浅いせいだと思われます。また、本当に深く読めるようになれば、たとえ読みが浅くても、「この英文の読みはまだ甘いぞ」と自分で判断できるはずなのです。

 あなたはまだそのレベルには達していないようなので、さらに英文を読む訓練をして「この選択肢は○か×かわからない」と自信をもっていえる(ちょっと変ですが)ようになってください。深く読めるようになり、△の数が少なくなっていく段階を経て、はじめて次の段階に進めます。

 また、長文問題において、本文はもちろんネイティブが書いたものですが、選択肢の英文は、多くの場合、出題者(日本人)が作ったものです。ですから、選択肢が英語の場合はとくに、本文の読み方と選択肢の読み方は変える必要があります。本文は多くの場合、ネイティブが一般の読者向けに書いているものなので、自分の言いたいことを伝えようと工夫しており、それなりに読みやすく大意もとりやすいはずです。

 それに対して、選択肢の場合は、あくまで問題のために出題者が作った英文なので、情報が詰まっており、本文より読みにくいことが多いようです。そのぶん、ちょっとした表現や1語が正誤判断の大きな決め手になるケースも少なくありません。本文より読むスピードを落として、かなり慎重に吟味するよう心がける必要があります。とくに、本文がすいすいわかったからといって、同じリズムで選択肢を読むと、大事なところを見落として失敗することがあります。じゅうぶん気をつけてください。