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● よくある質問・勉強法編11●

【Q-a11】

パラグラフ・リーディングはやらなくてもいいのですか?


【A-a11】

 必要ありません。実際、1文1文が読めなければパラグラフ・リーディングはできませんし、1文1文が正確に読めれば入試ではじゅうぶん合格点をとることができます。あとは単純に国語力の問題ということになると思います。

 では、まったく役に立たないかというと必ずしもそうとは言い切れないかもしれません。アメリカの小学生ははやいうちに「パラグラフ・ライティング」を習います。だから、「パラグラフ・リーディング」ができるのは、彼らが「そういうふうに書きなさい」と習っているからにほかなりません。

 「1パラグラフ1トピックで書け」とか「テーマの根拠は具体例を交えて3つ以上列挙せよ」とか「代名詞が他のパラグラフの語を指すようなことをするな」「パラグラフ内で話題を完結させよ」などなど。それを読む側が知っているのは悪いことじゃないでしょう。

 でも、入試の英文が「パラグラフ・ライティング」で書いてあるとは限らないし、出題者は日本人で、入試の英文は一部書き換えてあることが多いし(そのまま出したのでは大半の受験生は読めないから・・・です。後期試験はわりとお構いなしに出してきますが)、結局、抜粋部分がどこかでぜんぜん変わってくるのです。

 入試英語のトレンドが「パラグラフ・リーディング」だというのは、完全にパラグラフ・リーディングに対する過大評価だと思います。ちょっときついことを言いますと、受験生レベルは「パラグラフ・リーディング」以前の問題です。

 英文の趣旨をとれるようになりたかったら、たくさん読んで、時間をかけて考えることです。それを積み重ねないで速くなんて読めるわけないのです。だから受験にはまったく必要ないと思います。