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● よくある質問・勉強法編4●

【Q-a4】

学校で配布された「桐原英頻」は役に立ちますか?


【A-a4】

 「桐原英頻」(『英語頻出問題総演習』)の解説は一貫して「(問題では)Aとなっているから、Bが入る」という形式です。AゆえにBはもちろん、もっとも基本的な論理展開ですが、ほかの定評ある文法語法の参考書の解説(たとえば「駿台の英頻」)と比べてみるてください。かなり印象が違うと思います。

 ほかの本はまず文の構造としくみ、つまり文法を解説し「Aは〜という文法事項を含んでいる。問題Aは〜となっているから答えはB」というようになっています。「桐原の英頻」では文法解説が不十分です。また問題の並べ方にもなんの統一性も思想もありません。 あえていえば、点数になる順番、かもしれませんね。ようするに問題の解法しか書かれていないわけです。

 その結果、どうなるかというと、

1.文法がわかっている人

 この人は、文法解説は必要ないわけだから、最低限の問題解法さえあれば、「間違えた」ということさえわかればそれで次は間違えない、というわけです。

2.文法があやふやな人

 この人は解説に「〜という問題なら・・・が入る」となっているわけで、解答と解説を丸暗記しておけば類題が出たときに答えられるわけです。しかも、この本1冊まるまるやれば、だいたい対応可能です。ところで、後者の人は文法問題はやっているけれど、文法そのものはやっていないわけですね。つまり「問題の類型と対策」だけをやっただけで、「文法問題で英語のしくみを考える」ということをやっていないわけです。

 でも、点数は確実にアップするわけで、しかも問題を見ただけで「あ、例の問題だ」とわかるので解答時間もすごく短くてすみます。 このあたりが前者の人と違う部分です。

 実際、出題者の中にはこれを驚異に感じている人がいて、問題に巧妙なワナをしかけて2の受験者にふるいをかけることもあります。文法は「桐原の英頻」のみという人はすぐひっかかります。そのあたりは予め考慮してください。