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● よくある質問・勉強法編3● |
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【Q-a3】 単語集はどれがいいのですか? 【A-a3】 単語集を使うこと自体は否定していませんが 、『DUO』と『速単』のどっちがいい、なんて質問は無視しています。どれを使ってもいいと思います。 たしかに単語集は必要なことがあります。それは3段階に分けられます。1段階目は、本格的な文法の勉強をやる場合に必要な中学レベルの単語1500程度です(ときどき、初級レベルの質問者に桐原書店の『入門英単語』を推薦することがありますが、そのときはこの意識があります)。2段階目は読解演習を始めるときに最低限必要な単語で『ターゲット英単語』でいうと、受験では1900のうちの1500が必要ですが、その1500のなかの最初の800単語くらいがかなり重要です(『基礎ターゲット』にも重なる部分がありますが)。 これは最初に身につけておかないといけないのですが、文法と構文の本をなんとかなんとか読みこなした人は、おそらくそのレベルはクリアしていると推測できます。また、このレベルの単語は英文にどんどん出てくるので、単語集を使ってもかなり覚えられるので、使ってもまったく差し支えはないでしょう。1500のうちの残りの700は読解演習を数ヶ月重ねているうちに身につきますが、やはり漏れがある場合があるので、11月あたりに一度見直したほうがいいというわけです。 さて、3段階目にあたる以下のアドバイスは、いつも秋以降にやるものです。1900のうちの最後の300〜400はいらないのか、と疑問に思いませんでしたか? 答えは、いらない人もいれば、いる人もいる、というものになります。 比較的やさしい英文を出すところならいらないでしょう。また、必要な人であっても、じつは志望学部で違ってきます。このレベルの単語は分野ごとのキーワードになるものが大半です。学部ごとの英文のテーマは、だいたい分野が限られているので、過去問で慣れてしまったら、あとはその分野の英文を読んだり、『英単語分野別』や『リンガメタリカ』で、絞って覚えたほうが効率がよくなります(出ない分野は大学に入ってから覚えてもいいですよね)。 蛇足になりますが、単語集のことはよく聞かれるので、まとめておきます。ボクは学生に『ターゲット』を勧めていました。難易度と重要度の順番になっていて、例文が別冊でチェック用に向いていること、重複のない『基礎ターゲット』があること、などがあります。 でも、最初から『速単』のように英文で覚えたい人はそうすればいいし、例文暗唱をかねて『DOU』を使いたい人はそうすればいいし、『2001』でも『システム』でも、ほかの単語集でもなんでもいいのです。 ただ、「入試問題数十年分を分析した。これまでの単語集は間違い」なんて言う人がいると「単語の傾向は学部によって違うのによく言うよ」と思います。すべての学部を分析している時点で、その単語集は「万人向け=そこそこの的中率」にしかならないことに気づいていないからです。 また、「基本単語」をどこで線引きするか、文法・語法問題に出る単語をどう処理するかで、どんな単語集だって一長一短が出てくるモノです。 したがって「どの単語集がいいか」という議論はまったく不毛です。 |