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● よくある質問・勉強法編2●

【Q-a2】

推薦書にZ会の参考書が少ないですが、使ってもいいですか? また、どのように使ったらいいのでしょうか?


【A-a2】

 Z会の本は、どれも作りに一貫性があり、性格が似ている点で特徴的です。長所は、

1.網羅性が高いこと
2.説明が正確であること

の2点です。短所は、

3.並べ方に思想がないこと
4.出題率の考慮がやや甘いこと

でしょう。たしかにどの本も質がたいへん高く、丁寧につくられていると思います。ただ、個人的には、問題集は問題の並べ方こそが命であって、その並べ方によって、土台となる学力を養成していくものだと考えています(『新・英語頻出問題演習』(駿台文庫)の見事な流れと比べると一目瞭然です) 。

 したがって、Z会の本はやり方が決まってきます。何度も繰り返しやって1問1問について覚え、理解するというやり方がベストで、それ以外の方法では効果がかなり落ちてくるということです。あるいは、かなりの問題量をこなした人が、満点を目指して最終点検をするのにも適しています。  『桐原英頻』ですと、さらに並べ方にやや何点がありますが、本当によく出る問題ばかりを集めていますから(名人芸ですね)、最後に漏れがないかチェックするのにはたいへん向いていることになります。

 それに対し、Z会の本をチェック用に使ったら、それこそ「漏ればかり」ということにり、とても「チェック」などとは言い難い状態になります。けっきょく1つ1つ覚えていかねばならない、それしか使い道がない、というわけです。したがって、

1.Z会ブランドが好きである・信頼している
2.基礎学力がある
3.最初から何度も繰り返すつもりである

という条件がそろえば、たいへんいい参考書になるわけですが、半端な使い方をすれば、無駄が多くなってしまうだろうと思います。

 これのことは、ほかの主立った本(『速読英単語』『英文解釈のトレーニング』など)でも共通していえるのではないでしょうか。ただ、『英作文のトレーニング 入門編』は全体の構成もしっかりしていて、ユニークな視点も得ることができるので、この限りではありません。