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●厨房の英文法(笑)・第9日目

●5文型の基本を教えてください。

 では、文法で品詞の次に大切な5文型の考え方をみてみましょう。

 5文型とは、英語の文の形を5つのパターンに押し込めることです。だいたいのところ5つのパターンでまかなえ便利だからというので、よく使われています。

 もちろん、5つにおさまらないものもあります。でも、そういったものも、5文型がわかったうえで勉強すればかなりスムーズに覚えることができます。

 5文型でいちばん基本になる文型はなんでしょう?

 それを考える前に、まず用語を確認しましょう。Sは主語です。日本語でいうと「〜は」「〜が」にあたるものです。次がV、動詞です。辞書に書かれている動詞とはかならずしも一致しませんから、本当は「述語動詞」(覚えていますか?)といわなければなりません。でも、面倒だから動詞と呼ぶことが多くなります。主語と動詞がまず大切です。

 次に記号ではOと書く目的語があります。動作の対象をあらわします。「〜を……する」「〜に…する」と言ったときの〜にあたるところです。

 たとえば、「読む」は動詞ですが、読むためにはその対象が必要です。「本」とか「参考書」とか「童話」などですね。「彼のくちびるの動き」を読むこともできるので、「くちびる」が「読む」の目的語になることもあります。

 もう1つ、Cを使う補語(ほご)があります。補語とは「おぎなうことば」と書きますが、まさに補語は何かを補う言葉です。これは主語・動詞・目的語とくらべると考え方がちょっとだけちがうので、あとで考えることにします。

 5文型の5つのパターンを示してみましょう。

1. SV

2. SVC

3. SVO

4. SVOO

5. SVOC

 使われる記号はご説明した4つだけです。では、この5つのパターンに共通するものは何でしょうか?

 はい。SV、主語と動詞(述語動詞)ですね。最低SとVさえあれば文が成り立つことを確認してください。

 さて、この5つのうち、もっとも基本となるのはどれでしょうか?

 そりゃあ、いちばん簡単なSVの1番目のパターン……ではないのです。

 じつは3番目のSVOです。

 人間の行動を考えてください。「何かやるべき対象があって、それに働きかけようとする」、そんな行動です。「キャンバスがあるから絵を描いてみる」「ボールがあるから蹴ってみる」「好きな本があるから買ってみる」「きれいな人がいるから口説いてみる」…こんなパターンが多いはずです。

 それをもっとも自然な形であらわすのが3番目のSVOです。

I like dogs.(私は犬が好きだ)

We will win the game.(私たちはその試合に勝つだろう)

He hit a home run yesterday.(私はホームランを打った)

She keeps a cat.(彼女はネコを飼っている)

 どんどん出てきますね。まずはこのSVOでどんどん英語を使ってみましょう。辞書があれば無限につくれそうですね。

 あとはこのSVOの延長上に考えることができます。1番目の形、SVは次のようなかんじの文です。

I live in Tokyo.(私は東京に住んでいる)

A big tree stands in the park.(大きな木が公演に立っている)

He walked in the forest.(彼は森を歩いた)

 何かに働きかけるのではなく、完結した動作といったかんじがするのではないでしょうか。実際、こういった動詞でも、何かに働きかける意味合いが出てくると、

I live a happy life.(私は幸せな生活をおくっている)

He walked the deck.(彼はデッキを歩いた)

などのように使うようになります。こうなるとSVOのパターンです

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