| ●英英辞典の受験生向けの使い方● |
| 一般的に、英英辞典で日本人学習者にお勧めできるのは次のものです。 1『Oxford Advanced Learner's Dictionary』(オックスフォード現代英英辞典) 2『Collins COBUILD English Language Dictionary』(コリンズ・コウビルド英語辞典) 3『Longman Dictionary of Contemporary English』 (ロングマン現代英英辞典)
3がいちばん簡単で、基本語だけで定義付けされています。いちばん無難かもしれません。2はかなり個性的で、定義ではなく用例中心になっています。なれるとたいへんいい辞書ですが、ちょっと玄人向きかも。1は3より高度ですが、おすすめです。3冊とも個性が強く、それぞれ気に入ったものを選べばいいでしょう。
○英作文における英英辞典の使い方の注意点○ 1. 英文を読むときには使わない。 英語を読んでるのか辞書を読んでいるのかわからなくなります。 2. 英作文の時に、大いに利用する。 これがおすすめです。同じく、2「英作文で引く」ときにも2つの使い方があります。
○使い方例○ たとえば、「彼は世界を股にかけている」を英訳する場合を考えましょう。今手元にあるのは、Oxford Advanced Learner's Dictionary(OALD)です。 当てはまる訳語を引く。 たとえば、「世界を股にかける」だからinternational world-wideくらいが使えるかな、などと思いつくと思います。実際引いてみますとinternational = existing between two or more nations(2カ国以上で存在する)となっており、例としてinternational sport/trade/lawが出ています。「おや、人間には使えないのか」とずっと見てみると、最後にa pianist with an international reputationというのがあり応用できそう? でも、「評判」が「2カ国以上に存在してる」わけで「世界を股にかける」とちょっと違うなあ、ということで、あきらめるわけです。 world-wideは形容詞(adj)がfound in or affecting the whole world(世界のあらゆる所に見られたり影響のある)、副詞(adv)がeverywhere in the worldで「こりゃあ駄目だ」とすぐ納得。
その定義が出てきそうな単語をひく これがおすすめです。また、これができるようになれば、力がぐんぐんつくようになります。「世界を股にかける」のはどんな人?と考えると外交官(diplomat)を思いつくでしょう。で、引いてみますとa person whose job is to represent his/her country abroad「職業が自国の代表活動をすることである人」となっています。なんか、使えそうですね。 たとえば、問題の「彼」が会社員ならHe represents his company abroadなんてできそうですね。じゃあ、もっと簡単にHe works abroad for his companyでもいいのかなあなどと、発想する元になる例を得ることができるわけです。 身近に添削してもらえる人がいない方にはこの方法はとくに効果があると思います。OALDだと3500語、『ロングマン現代英英辞典』だと2000語で訳語が定義されています。逆に言うと、それだけ語彙があれば、たいていのことは定義できるということになります。 |